経済の基礎が分かる!! [今までで一番やさしい経済の教科書] のおすすめ

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[今までで一番やさしい経済の教科書]で経済の基礎を

 "TPP"、"為替"、"債権"、"国債"、"マネーサプライ"、"アベノミクス"などなど、経済についての色んなワードがありますが、みなさんは一つひとつの内容を詳しく紹介することができますか?

なんとなく知っていて実際詳しくは知らないという人もいるのではないでしょうか。

by カエレバ

そんな方におすすめなのが、今回ご紹介する、木暮太一さんが書かれた"今までで一番やさしい経済の教科書"です。

 

経済のワードの意味がわからない(前置き)

 お恥ずかしながら、私が上記の通り、経済についての用語が分からない人でした。

ニュースは事件など暗いニュースがあるので基本見ないのですが、休職中(求職中)につき、ニュースをみよう!と思い見始めました。

すると経済ワードの名前は知っているけれども、内容を説明するとすれば全然分からない、ニュースをみていてもワードでつまづいてしまってということが多々ありました。

学生時代は現代社会とか追試もなく過ごせていたのは何だったのだ…と思い、書店へ。

元々読みたい経済の本があったのですが、パラパラ読んでみていると、当たり前のように解説されている、経済のワードでつまづき…こちらも買ってみましたが、もっと初歩的な本はないかなと探していた所、

そこで出会ったのが、今回ご紹介する、"今までで一番やさしい経済の教科書"です。

今までで一番やさしい経済の教科書の"やさしさ"について

 "今までで一番やさしい経済の教科書"のタイトルにもなっていますが、本書の"やさしい"部分、そして何が分かりやすいのかという点についてご紹介していきます。

そして個人的なおすすめ勉強方法もご紹介します。

会話形式でわかりやすい、挫折しない

 こちらの"今までで一番やさしい経済の教科書"ですが、本当に初歩の初歩から分かりやすく解説してくれます。全8章あり、1章ごと大きなテーマに分けつつ、全部で14話。

1話のページ数も少なく、1話ずつ読んだとしても2週間で読み終えることが出来ます。

とはいっても、内容が興味深くきっと1話では物足りなく次も読みたい!!となると思います。

1話ずつ読めるというのも良いポイントですが、もうひとつ、大きなポイントとしては、一般の参考書のような記述ではなく会話形式の講義式記述式。こちらが読みやすいポイントです。授業を受けている気分になれます。

例えば、"アベノミクス"について紹介されるとすると、キャラクターが出てきて"アベノミクスってなに?"ときいてきます。

そこで先生がわかりやすく解説してくれて、そこで"財政出動、金融緩和、成長戦略で経済を良くしようとしました。"と書いてあるとします。そこでこのワードってなんだろうと思っていると、ちょうど良い所でこのキャラクターがあらわれてくれますw

今度はワード一つずつに対して"財政出動ってなに?"とかきいてくれるので、先生が詳しく解説してくれます。

こういう先生とキャラクターのやりとりが読んでいてちょうど良いのです!!この点からも"分からない→分かる"とつながってきて挫折することなく読むことが出来ます。

1話ごとにまとめがついている

 全14話ありますが、1話ごとに最後に1話ごとのまとめがついてきます。

1話読んでみて、ふむふむ。とお勉強した所で、最後に1話のまとめがついているので、重要ポイントをおさえることが出来ます。

例えば、1話読んでみて分からない部分があった場合、このまとめを読むとなるほど。と理解できるということもあります。

個人的なおすすめですが、せっかくまとめがついているので、まとめだけでもノートにうつしてみると、更にインプットが出来ます。

索引がついている

 こちらは大抵の参考書についているので、見出しにするほどでもないかなと思ったのですが、

読み方のおすすめとして、例えば前章、前話で出てきたワードでなんだったっけなと思ったものがあるとすると、それを一番後ろの索引で調べるとすぐその解説されているページにたどりつくことが出来ます。

参考書などの索引は、そのワードが出ている部分だけのページ数が書いてあり、何のことだろうと分からないこともあるのですが、こちらの"今までで一番やさしい経済の教科書"は、ワードを解説してくれている部分のページが書かれているので、また読み返すとすんなり頭に入ってきます。こちらも"やさしさ"の一つかなと思って見出しにしてみました。

読み終えた後の個人的おすすめ勉強方法

 こちらは、"今までで一番やさしい経済の教科書"を読んだ後に、何をしたらインプットをしやすいかを、書いていきます。

1回読んだだけで完璧に本書の内容を分かるようになった!!という方もいらっしゃると思います。そういう方は、また忘れた頃に再読するか、各話のまとめだけ読んでみたりするのがいいと思います。

私の場合は1回読んだだけでは、多分"わかったつもり"になるだろうなと思ったので、ノートまとめをしました。

各話ずつ、読んでいて初めて知ったことをノートに書いていく。各話のまとめは全部網羅する。こちらで大分頭に叩き込まれたので、時間がある方は実践してみていただきたいです。

今までで一番やさしい経済の教科書を読んだ後どうなるか

 こちらの"今までで一番やさしい経済の教科書"を読んだ後、どうなったかという実体験をお伝えします。

①ニュースの理解が深まった

→ニュースをみていても"わかったつもり"ではなく、ちゃんと"わかる"ようになりました。基本的なワードの内容を理解しただけなのにニュースをみるのが楽しくなりました。

②今後の経済が気になるようになった

→お恥ずかしながら、経済のことをちゃんと理解していなかったので、経済について今後どうなるかなど考えたことがありませんでした。しかし、読み終わって経済が気になり、今後どうなるのか考えるようになりました。そしてなんとなく予想してみたりもしています。

③経済の本が読めるようになった

→こちらが一番大きいです!!一番最初の前置きでも書きましたが、元々読みたい経済の本があったのですが、ワードでつまづき家で眠っていたのですが、本書を読んで、初歩的な部分を理解した上でいざ挑戦!してみると、すんなり頭に入ってきて読破することが出来ました。これがとても嬉しかったです!!

これからどんどん段階を上げてちょっとずつ経済の難しい本も読めるようになれたらなと思います。

おすすめ点ばかり!!ぜひ読んでみてください!!

 今までで一番やさしい経済の教科書の具体的な内容には触れずに、ここまでおすすめ点を書いてきました。というのも、具体的な内容をお伝えすると、勉強する楽しみがないかなぁと思ったからです。

なんとなく知っていて実際わかっていないという経済のワード、仕組みがわかるようになるので、もし興味を持っていただけたなら、ぜひ一読してみていただきたいです!!

by カエレバ